造花であろうとした者(cover ver.) - 兎明

[00:00.000] 作词 : かませ虎
[00:00.531] 作曲 : ZUN
[00:01.62]命の意味
[00:03.75]美しさは相反する
[00:07.03]地に降った
[00:08.38]花弁にてを伸ばして
[00:11.49]恋を知る
[00:24.75]人を花と例えること
[00:28.17]彼は疑問を抱いた
[00:31.15]「僕ら花のようには
[00:34.13]美しくないじゃないか」
[00:37.17]美貌だけでもいいと
[00:40.13]鮮やかさに焦がれて......
[00:43.28]そして造花になった
[00:46.30]散ることのない
[00:49.77]
[00:50.19]
[00:51.01]その美しさに
[00:53.35]誰もが羨んでいた
[00:56.43]けれど彼は一人の
[00:59.37]時間ばかりになっていた
[01:03.40]落ちる涙に心が
[01:06.98]揺れ動く
[01:08.94]その時やっと気付いた
[01:11.81]美しさの理に
[01:15.96]
[01:27.50]
[01:28.30]大人たちは子供らの
[01:31.47]感性に惹かれるだけ
[01:34.57]慣れすぎた今にしらけ
[01:37.62]夢を見ずさまよった
[01:40.65]永遠に意味は無い
[01:43.58]すり抜けるあやうさが
[01:46.65]またたくから愛しい
[01:49.75]分かってはいた......
[01:53.22]
[01:55.34]
[01:56.17]儚さに目を
[01:58.29]逸らした彼は生き残り
[02:01.55]ただありつづけるだけのモノと化し
[02:05.93]目を閉じた
[02:08.64]人目に触れない場所で
[02:12.14]悲しみに
[02:13.84]終止符を打つために
[02:16.74]心さえ造り変えた
[02:21.01]
[02:46.29]
[02:47.33]誰もが知っている
[02:49.79]お伽話の結末
[02:52.69]枯れた匂いにさえも
[02:55.53]恋い焦がれた悲劇だが
[02:59.64]忘れられて
[03:01.96]そして思い出される
[03:05.02]それこそが彼が望む
[03:08.01]失った美しさ
[03:12.23]